2024年10月18日、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 高松支店(支店長:森 猛、以下「あいおいニッセイ同和損保」)が開催したAD EXPO施策?システム展に、香川大学が出展しました!
本学は、2019年3月にあいおいニッセイ同和損保と連携協定を締結しています。
あいおいニッセイ同和損保はCSV×DX※をコンセプトに掲げ、事故を未然に防ぐ商品?サービスの提供等を通じて地域の安全?安心に取り組んでいます。本学は、あいおいニッセイ同和損保が“香川をさらに安全?安心な地域にしていきたい”という思いで、約60名の保険代理店?扱者向けに、最新の「防災?減災」に関する情報発信を目的として開催したAD EXPOに賛同し、研究している南海トラフ地震や電動キックボード利用時のリスクについて、周知を行いました。
AD EXPOはセミナーと施策展示の二部構成で実施されました。
セミナーでは、本学の四国危機管理教育?研究?地域連携推進機構 地域強靭化研究センター 磯打 千雅子特命准教授より、「南海トラフ地震からお客さまを守るために私たちができる事」をテーマとしたセミナーを実施しました。セミナーでは能登半島地震の被害やそこから得られた教訓をはじめ、南海トラフ地震臨時情報発表後の行動やBCP(事業継続計画)等について説明しました。参加者からは「災害が少なく防災意識が根付いていない香川の方々へ、まずは被害想定を知ってもらい、防災意識を持ってもらう事が大事だと思った」等の気づきの声が寄せられました。また、南海トラフ巨大地震が発生した際に高松市内で予想される被害想定や注意喚起事項を記した南海トラフ地震パネルを展示しました。
施策展示ブースでは、あいおいニッセイ同和損保と共同開発した「電動キックボードVRシミュレータ」を活用した電動キックボードの試乗体験会を実施しました。同シミュレータでは、体験者の眼前に仮想空間で作った街並みを映し出し、「この道路はクルマが飛び出してくる可能性があるので速度を制御したほうがいい」といった走行時のアドバイスを実施できます。電動キックボードに初めて乗車した体験者から「メタバース空間で体験してみて飛び出してくる歩行者のヒヤリハットが特に危険だと感じた」といった声があがるなど、リスク啓発の機会を提供できました。
※CSV???Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)
? ?DX???Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)
2024年11月07日