香川大学地域?産官学連携戦略室 若井特命教授による研究?芸術活動の一環として英国の音楽家ティローン?ランダウ氏と企画し、「かがわ文化芸術祭2025」および「瀬戸内国際芸術祭2025県内連携事業」参加公演として、「和歌INヨーロッパ」コンサートを開催いたします。日本の伝統文学「和歌」が、ヨーロッパの音楽家たちによってどのように受容され、新たな芸術表現として生まれ変わったかを紹介すると共に、瀬戸内海地域を題材とした和歌の歌曲も取り上げます。また、和歌の読手として、香川大学の学生も出演します。地域文化の担い手としての香川大学の役割を広く知っていただく貴重な機会となります。

■開催日時:皇冠足球滚球_皇冠球探比分-体育直播7年11月9日(日)14:00~
■会  場:香川県文化会館?芸能ホール
■出  演:
若井健司(テノール歌手、香川大学特命教授)、ティローン?ランダウ(英国テノール歌手、作曲家)、
水嶋 育(ソプラノ歌手、高松大学准教授)、杉ノ内柚樹(ソプラノ歌手、香川大学大学院修了)、
綾 智成(テノール歌手、東京芸術大学卒)、斎藤 愛(ソプラノ歌手、東京芸術大学卒)、 
大山まゆみ(ピアニスト)、鈴木櫻子(和歌読手、香川大学学生)

【コンサートの背景と見どころ】
 和歌とヨーロッパ人との出会いは、江戸時代初期にまで遡ります。カトリック宣教師たちは、日本文化への深い関心から、和歌をポルトガル語に翻訳し『日葡辞書』(1603年)に紹介しました。その後、鎖国政策により交流は途絶えましたが、19世紀後半の開国以降、パリ万博などを通じて日本文化がヨーロッパに再び紹介され、美術や工芸に続いて文学への関心も高まりました。
 ヨーロッパの芸術家たちは、和歌の簡潔で深遠な表現に魅了され、自らの芸術作品に取り入れようと試みました。今回のコンサートでは、20世紀初頭の作曲家たち――ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチなど――が和歌を題材に創作した楽曲を中心に取り上げます。また、西行法師の瀬戸内海を詠んだ和歌をティローン氏が新たに作曲し、若井特命教授とともに披露いたします。
 彼らがどのように『万葉集』『古今和歌集』『百人一首』などの古典文学を受け止め、音楽として再構築したのか。その響きとともに、日本の自然や心情を描いた一首が、香川の声楽家の協力を得て現代に新たな命を得る瞬間を、ぜひご体感ください。

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お問い合わせ先 
香川大学地域?産学連携戦略室特命教授 若井健司
TEL:090-4507-5308 MAIL:wakai.kenji@kagawa-u.ac.jp
香川大学地域創生推進部 若井?石田
TEL:087-832-1503 MAIL:wakai.akiko@kagawa-u.ac.jp

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