瀬戸内圏研究センターはこの度、日本初の国立公園である瀬戸内海国立公園制定に尽力した香川県さぬき市出身の小西 和(こにし かなう)の初となる伝記『瀬戸内海国立公園の父 小西 和』(青文舎)を出版しました。
 瀬戸内海をフィールドとして研究を続けてきた当センターは、小西がその功績に比して広く知られていないことについて非常に残念に思っており、小西のことを多くの方に知っていただきたく、さぬき市の学芸員?山本一伸氏を客員研究員として迎え、小西の知られざる多才で行動力旺盛な人となりとその功績を、豊富な史料に基づいて客観的に記載することを続けてきました。その成果を瀬戸内海国立公園指定90周年を機に、小西 和の伝記として出版するに至りました。
 瀬戸内海を世に広め、明治?大正?昭和を駆け抜けた超マルチ人間。実業家、ジャーナリスト、自然科学者、政治家にして書道家。本書は、小西の生涯をさぬき市の所有する豊富な史料とエピソードを交えて紹介しています。

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特定非営利活動法人?瀬戸内海研究会議 監修
山本一伸 著(さぬき市学芸員?香川大学瀬戸内圏研究センター客員研究員)員)

B6判 96ページ
発行:青文舎
Amazonで購入可能 https://amzn.asia/d/iIynue7

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