2023年8月29日~31日の3日間、本学にて第2回香川大学?チェンマイ大学?国立嘉義大学合同シンポジウム「Second Trilateral Symposium on SDGs-?New Strategic Approaches Towards SDGs Beyond the COVID-19 Pandemic?を開催しました。

タイ?チェンマイ大学から54名、台湾?国立嘉義大学から39名、スリランカ?ルフナ大学から本学卒業生1名が来学し、本学及び本学関係者115名の参加者を合わせて209名が対面で参加しました。また、オンラインでは25名が参加し、大盛況のうちに終了しました。

本学とチェンマイ大学は、2007年より両大学にて合同シンポジウムを交互に開催し、2018年までに7回の合同シンポジウムを開催しました。

2021年からは国立嘉義大学を加えてTrilateral Symposium on SDGsとして開催したところですが、コロナ禍の影響で第1回はオンライン開催としました。

第2回を2022年に開催予定としていましたが、コロナ禍の状況が改善しなかったため、次年度に繋げるべくオンラインでのセミナーを開催し、今回ようやく対面にて開催することができました。

このように3大学が待望し、数年ぶりの再会に歓喜した開催となりました。オープニングは、原インターナショナルオフィス長の開会挨拶から始まりました。桑原 仁 香川県知事公室長様から香川県知事様のご祝辞を賜り、Pongruk Sribanditmongkol チェンマイ大学長のご挨拶、国立嘉義大学を代表して環境保護安全衛生センター長 Show-Jen Chiou 教授からご挨拶を頂き、最後に筧 善行学長がご挨拶をさせていただきました。

初日は、国立嘉義大学 Show-Jen Chiou 教授と、チェンマイ大学医学部長 Bannakij Lojanapiwat 教授の基調講演、ジョイント?リサーチ?セッション、ポスターセッションを行いました。2日目は、セッショングループ毎にプレゼンテーションを行った後、グループ毎に小豆島、直島、東かがわ市、宇多津町、県内企業などを訪問し、参加者に香川県の地域の取り組みを知っていただきました。3日目は、本学の多田 邦尚 瀬戸内圏研究センター長?農学部教授の基調講演の後、ポスター表彰式を開催し、閉会となりました。ポスターセッションの学長賞には、チェンマイ大学のPh.D学生 Worawoot Aiduang さんが受賞しました。

今回のシンポジウムについては各大学にとって大変有意義な時間を持つことができましたが、特に若手教員と学生にとっては、国際的な場においての研究成果発表や意見交換など、大変貴重な経験になったと考えています。

本学では、今後も国際交流活動を継続し、将来的に地域連携?協働に繋がる国際交流を推進して参りたいと考えております。

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