香川県では、健康寿命の延伸に向け、今年度から新たに、健康づくりに関する社会学や行動学を専門に研究している方を「健康づくり政策推進アドバイザー」として招聘し、県や市町が実施する取組みへの助言や指導が受けられる体制づくりに取り組んでいます(健康づくり政策推進アドバイザー事業)。今年度健康づくり政策推進アドバイザーに就任されたのは、東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻の保健社会行動学分野 講師 高木大資氏(坂出市出身)と健康教育?社会学分野 講師 鎌田真光氏のお二人です。

本事業のキックオフとして、健康づくり政策推進アドバイザーのお二人に、発起人である山神副学長がファシリテーターとして加わり、6月13日は池田知事、6月21日は有福坂出市長を交え「香川県健康づくりトップ会談」が行われました。

人生100年時代を存分に楽しむために健康寿命を伸ばすことをテーマとして、具体的な政策等を交えながら意見交換を行い、知事や市長は市街地?公園の再整備などを通して、自然に街歩きや運動が楽しくなるような街づくりを進めたいとの意向を示しました。アドバイザーのお二人も、香川県の恵まれた自然や、それを活かしてどのように県民の行動変容を促すかといった視点からアドバイスを行いました。今後、健康づくりに留まらず、地域活性化や県民の満足度向上への発展も期待される中、会談は盛会のうちに終わりました。

より詳しいレポートは、香川大学公式SNSをご覧ください。
?6月13日(池田知事):インスタグラム記事はこちら
?6月21日(有福市長):インスタグラム記事はこちら
また、トップ会談の様子は、後日、香川県ホームページで動画配信されます。