2024年11月15日
2024年10月28日(月)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」により招へいされた教員および学生あわせて10名が、本学の寺尾徹インターナショナルオフィス副センター長を表敬訪問しました。
この事業では「ジオから学ぶ瀬戸内の産業と文化」をテーマに、フィンランドのムンッキニエミ中等教育学校の高校生7名と教員3名が7日間のプログラムに参加しました。高松市内や小豆島などでのフィールドワークを通じて地域での学びを深め、日本人高校生?大学生のみならず、地域企業で働く人々とも交流を図りました。
表敬訪問では、寺尾副センター長からの歓迎挨拶と香川大学についての説明が行われ、続いて招へい者の自己紹介がありました。招へい者から香川大学についての質問もあり、終始和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。
プログラム期間中は、香川県立三木高等学校で実際の授業に参加し、生徒たちと交流を行ったほか、香川県立丸亀高等学校生徒がJR四国と連携して実施している探求学習も視察しました。
なお、香川県立三木高等学校への訪問の様子は、11月4日(月)発行の四国新聞に掲載されました。
最終日の11月2日(土)には、高校生からプログラムの学習成果報告がありました。対話形式でのプレゼンテーションでは、それぞれが担当するトピックについて話すと、他の生徒がさらに補足して発言し、教員からの質問も混じえて議論を深めました。続いて行われた閉講式では、和田インターナショナルオフィス長よりプログラム修了証書が授与され、7日間のプログラムを笑顔で締めくくりました。
さくらサイエンスプログラムは、香川県や香川大学に対する理解を深め、海外の教育?研究機関との関係性を強化するうえで重要なプログラムであり、今後、この事業を契機として、留学生や研究者の受け入れがさらに活発になることが期待されます。