２０２５年１２月３日(水)午後６時３０分から、香川大学幸町キャンパス南６号館２階第４講義室に於いて、第２５回四国民事実務研究会を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
当日は、裁判所から高松高裁及び高松地裁で民事事件を担当する裁判官はじめ、弁護士、香川大学研究者教員など、合計２０名の参加がありました。

今回のテーマは、「住宅セーフティーネット法改正後の建物賃貸借契約?家賃債務保証契約再考　フォーシーズ事件を出発点として」で、香川大学法学部准教授の深沢瞳氏から報告がありました。報告では建物賃貸借契約における家賃保証にかかる問題について、近時の重要判例であるフォーシーズ事件の最高裁判決を踏まえつつ検討がなされた後、参加者を交えた活発な議論が行われました。

　この研究会は、今後も引き続き開催が予定されており、四国法曹における実務家と研究者の交流が大いに深められることが期待されています。

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