2014年08月27日
海洋科学技術に関する国際組織 PACON International が開催する第24回国際会議 Pacific Congress on Marine Science and Technology 2014 が、平成26年8月25日から27日まで日本大学理工学部(東京都千代田区)にて開催され、安全システム建設工学科の末永慶寛教授が「OCEAN SERVICE AWARD」を受賞しました。
末永教授は、これまでに自然エネルギー(潮流)を利用した流動制御機能を有する水産資源増殖構造物を開発し、海域特性に応じた構造物設置適地選定および水産資源生産力の増強を可能とする研究を行ってきました。また、産業副産物の材料特性に着目したリサイクル技術、環境負荷低減および海域環境改善技術としての有効性も検証し、その成果を国際学会で発表しました。
今回の受賞は、これまでの研究実績が評価されたとともに、今後の海域環境改善技術として期待が寄せられています。
記念撮影(右が末永教授、左はPACONディレクター Dr.Crosby)