2014年11月10日
2014年11月3日(月)から5日(水)の間、交流協定校である台湾の国立嘉義大学において、国立嘉義大学と香川大学の第3回合同ワークショップが開催されました。このワークショップは両大学で交互に開催しているものです。今回、香川大学からは工学部からの教員5名(訪問団長、垂水教授)に加え、教育学部から2名の教員、また工学部?工学研究科の学生5名が参加し、総勢12名での訪問を実施しました。
3日は国立嘉義大学民雄キャンパスにある師範学院において、教育学系のテーマで相互に英語で研究発表を行いました。また香川大学に留学を希望する学生に対して大学説明も行いました。
4日は同大学蘭潭キャンパスにある本部国際事務所を訪問した後、理工学院において相互の学部紹介と研究発表を英語で行い、理工学院の研究室見学も実施されました。
5日は台南市にある国立南科国際実験高級中学(サイエンスパーク地域に設置されており、英語による教育なども行われている学校)を見学した後、台南市の国立成功大学に滞在中の香川大学経済学部の高橋教授と合流して史跡を訪問しました。また夜間には嘉義大学生の案内で嘉義市の夜市を散策して交流を深めました。
3日間の交流を通じて、現地の教員?学生との相互理解が進み、交流分野の広がりにも期待できそうです。今後は農学関連分野も含め、全学的な交流をさらに進めていきたいと考えています。
師範学院訪問(3日)。前列左から、教育学部?毛利副学部長、国立嘉義大学師範学院長?丁教授、工学部?垂水教授、工学部?服部教授、教育学部?高木教授。2列目左から工学部?林教授、工学部?角道教授、工学部?須崎教授、国立嘉義大学?黄教授。
国立嘉義大学蘭潭キャンパスにある「天下の嘉農」の碑。1931年に甲子園で準優勝した同大学の前身校の一つ「嘉義農林」のエピソードを描いた映画 KANO (日本では来年公開)を記念して建てられた。
国立嘉義大学?国際事務所訪問(4日)。前列右から3番目が国際事務所長を兼務している李教授。右端が同事務所の陳助理教授(助教に相当)。
理工学院の研究室訪問(4日)。バイオメカトロニクス系研究室にて。説明者は洪教授。
国立南科国際実験高級中学訪問(5日)。台湾一を誇るブラスバンドの歓迎演奏を受けた後、香川大学訪問団、嘉義大学教員?学生、同高級中学教員?生徒が集合して撮影。