2013年11月27日
2013年11月25日(月)と26日(火)の両日、香川大学において、国立嘉義大学と香川大学とのe-learning と教育工学ワークショップを開催しました。これは昨年に国立嘉義大学で開催されたものに続いて2回目になります。台湾の国立嘉義大学師範学院(日本の教育学部に相当)側からは、丁志權博士(師範学院長)や黄國鴻教授をはじめとする、5名の教員?医師と8名の学生が来日しました。
25日に教育学部と附属高松中学校、医学部でワークショップが開催されました。教育学部と附属高松中学では日台の教員養成システムの違いや台湾の教育事情について報告や討論が行われました。また附属高松中学では技術の授業(IT教育)を参観しました。医学部では教育施設について見学を行った後、台湾の最先端の医学教育(e-learning)についての報告が行われ、徹底的にIT化されているところに日本側の関心が集まりました。夜には懇親会も行われました。
26日には、場所を工学部に移し、中西工学部長の歓迎挨拶の後、e-learning関連技術やシステムの研究発表と意見交換が午前10時から午後3時過ぎまで行われました。また昼食のセルフうどん、夕方の栗林公園訪問(紅葉ライトアップ)は嘉義大学の方々にもたいへん喜んでいただけました。
これらの行事を通し、コミュニケーションは原則として英語で行われ、双方の学生にとって英語能力と研究のブラッシュアップの良い機会となりました。また嘉義大学からは将来日本への留学を検討している学部2年生も2名参加しており、今後ますますの交流活性化が期待できるよい交流でした。
工学部でのワークショップ会場の様子
中西工学部長(左)と丁師範学院長
ワークショップでの集合写真