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2010年07月20日  その他  教育

サボア大学とe-learning授業を共有する協定を締結しました

サボア大学と工学部は、平成12年3月の国際交流協定及び国際インターンシップ協定締結以来、60人以上の学生交流、国際共同研究、教員の交流が行われてきました。さらに、昨年には日仏6大学(本年さらに5大学を加えて、全体で11大学)の相互交流協定からなる国際メカトロニクス研究教育機構(IOREM)を立ち上げるなど、多彩な交流を広げてきました。

そして本年7月、IOREMの活動の一環として、全国的にも新しい試みである、両方の大学の学生が参加でき、相互に単位を認定できるe-learning授業を開設するための、オープンレクチャー協定を締結する運びとなりました。

協定書の調印式は、サボア大学のブルノ副学長と工学部秦教授により行われました。本協定の調印により、サボア大学と香川大学は、双方の学生が共通のe-learning授業に参加し、相互に単位を認め合う事が可能になります。また、e-learning授業であるため、国際インターンシップなどで大学を不在にしている場合も受講できます。将来的には、双方の大学の学位取得など、大きな可能性を秘めています。その最初の試みとして、本年は香川大学から2件、来年はサボア大学から1件の授業の開設が予定されています。

本調印にあたり、ブルノ副学長は、これまでの交流協定による実績が、200を超えるサボア大学の国際交流活動の中で群を抜くものである事に感謝され、また、これまで例のない日仏間でのe-learning授業の共有という新しい試みを、非常に喜んでおられました。

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(左から)協定書を交換するフルティエ教授、ブルノ副学長、工学部秦教授、ボロン教授