2016年01月13日
2015年12 月27 日に工学部の長谷川修一教授と野々村敦子准教授が、ネパールの協定校であるトリブバン大学を訪問し、Tirth Raj Khaniya学長を表敬訪問し、義援金12万円を贈呈しました。香川大学からの義援金は、5 月の贈呈分と合わせて総額26 万6 千円になります。
Tirth Raj Khaniya学長は、この義援金を復興のシード?マネーとして、学内外から大学の復興の基金を集める予定ですと感謝の言葉を述べられました。また、今後もRanjan Kumar Dahal 准教授を窓口として研究教育の連携を進めることを確認しました。また、長谷川教授と野々村准教授は、ダーディング?ベシ(ネパール中部)においてネパール民主連邦共和国議会のGangalal Tuladhar 議員(前教育大臣、ヒマラヤ保全協会会長、香川大学客員教授)が主催する防災セミナーに参加しました。
トリブバン大学地質学科では、2015 年に地質災害研究センターを設立し、海外との連携を積極的に進め、ネパールにおける地質災害の研究を推進しています。長谷川教授が会長を務める日本応用地質学会も協力体制を整えており、日本の複雑で脆弱な地質を克服し、道路や発電所の整備に貢献した応用地質分野の高い技術力に期待が寄せられています。
トリブバン大学Tirth Raj Kahaniya 学長へ長谷川教授から義援金を贈呈
記念撮影
ダーディング県の県都Dhadingbesi の被災状況(道路沿いのRC 造の建物は外見上顕著な被害はないように見えたが、伝統的な石積の民家の多くが被害を受けている。)