2017年07月19日
平成29年7月11日(火)16:30から、工学部キャンパス3301講義室において、香川大学アドバンスト?セミナーが開催され、学生や教職員など118人が参加しました。
第3回目となる今回は、山形大学大学院理工学研究科教授の古川英光先生を講師に迎え、「3Dプリンターとイノベーション」をテーマにご講演いただきました。
3Dプリンターが開発されて以来、小型化、低コスト化がすすみ、身の回りの様々なものが作られつつあります。古川先生が開発された3D”ゲル”プリンターは人工臓器などウェットでソフトなものを作り上げることが期待されるだけでなく、食品への展開やプリンター開発技術の応用など、1つのきっかけから幅広いモノづくりへ展開されていることをご紹介いただきました。研究だけではなく、ゲームとの組み合わせから派生するモノづくり、モノづくりの先にあるシンギュラリティ(技術的特異点)など、様々なことに興味を抱くことの大切さも伝えていただきました。
参加した学生らは、普段なかなか聞くことのできない、最先端のイノベーションの取り組みについて、熱心に聞き入りました。
講演の様子
会場の様子