2011年12月05日
東日本大震災の被災地で使用された組み立て式の簡易浴場「ZENKON湯」の製作が、平成23年12月1日(木)、工学部キャンパスにおいて授業の一環として実施されました。
「ZENKON湯」とは、東日本大震災の被災地へお風呂を届けるボランティア?プロジェクトを立ち上げた齊藤正さんによって考案された木造のお風呂で、浴槽?洗い場に脱衣所を備えています。工学部安全システム建設工学科の「住環境デザイン演習」という授業では、被災者支援のための実践的教育として、齊藤さんとコラボレーションさせていただき、今回の「ZENKON湯」製作が実現しました。
授業には、安全システム建設工学科の学生約60名が参加し、木造建屋の組み立て作業を体験しました。参加した学生は、「建築物の設計については授業で学んでいるが、実際に木材に触れて作業することによって改めて学んだこともあり、新たな発見があっておもしろかった」と話していました。
齊藤さんの説明を受ける学生
作業開始
組み立て作業