ここには就職に関して学生さんからよくある質問についてまとめてあります。
Q: 推薦応募のメリットは何ですか?
A: 企業によって違いはありますが、採用試験の一次試験(一次面接)免除、採用試験にかかる交通費の企業側負担などのメリットのあることが多いです。また大学の推薦があるということで採用に至る確率も相対的には高くなるようです。
Q: 推薦を受けられるのは成績の優秀な学生だけですか?
A: 成績もさることながら、志望理由の明確さや意志の強さが重要なファクターです。最近は自由応募で活動する学生が増えて来ましたが、そもそも工学部系の就職活動は伝統的には全員が推薦応募でしたから、どの学生も推薦を受けられる可能性があります。
Q: 大学院(公務員)を受験したいのですが、推薦は受けられますか?
A: 大学院(公務員)を第一志望とする場合には推薦は受けられません。推薦応募の企業が第一志望である場合には推薦が受けられます。
Q: 推薦応募と自由応募を併用することはできますか?
A: 認めています。推薦応募の企業に先に内定となった場合には自由応募の企業は必ず速やかに辞退してください。また自由応募の企業に先に内定となり、そちらへの就職を希望する場合には推薦応募をすぐに取り消してください。ただし、推薦応募の企業に内定(内々定)後は辞退できません。
Q: 自由応募で内々定した企業から誓約書の速やかな提出を求められましたが、他に応募中の企業があり、迷っています。
A: 質問のケースが9月30日以前であると仮定して回答します。(社)日本経済団体連合会の?新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章?によれば、誓約書の提出を正式内定日(10月1日)以前に要求する行為はしないことになっています。従って、日本経団連のメンバー企業であればそのようなことはないはずです。さらに、国公私立大学、短期大学、及び高等専門学校で構成する就職問題懇談会の申合せ(平成19年10月16日)では『9月30日以前の?内定?は学生を拘束しないものである』と明言しています。質問のような場合、企業側の要求はこれらの倫理憲章や申合せとは合致していないと言えますが、対応については就職指導教員とよく相談してください。
Q: 東京や大阪等、遠隔地の企業への就職活動は、地方大学は不利ではないでしょうか?
A: 確かに金銭的には一時的に出費が嵩むかもしれません。しかし推薦制度を活用すれば交通費は企業側が負担してくれるケースも多くあります。またそもそも4年間の学生生活にかかるコストが香川県では大都市より安くすんでいますから一時的な出費だけで判断するのは早計です。一方、企業側は優秀な人材を広く求めているため、地方大学の学生を不利に扱うことはないでしょう。(社)日本経済団体連合会の?新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章?にも、?大学所在地による不利が生じぬよう留意する。?とあります。
Q: 求人の来ていない企業への就職はできないのでしょうか?
A: 香川大学宛に求人が来ていないからといって、断られると決まったわけではありません。まず企業側や就職指導教員に相談してみてください。