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工学研究科博士前期課程修了生 小林宙さんがライフサポート学会にて論文賞を受賞しました。

香川大学工学研究科知能機械システム工学専攻博士前期課程修了生の小林 宙 さんが第一著者の論文(論文集投稿論文)が、学会で表彰されました。
大学院博士前期課程を卒業した鈴木研究室の小林宙さんは、香川県、広島県、熊本県の高齢者施設において、100名超の高齢者を対象に、芳香を用いて認知症の初期段階である軽度認知障害および認知症の進行レベルを判別できる手法を提案しました。芳香を用いた検査の場合、従来の日時や場所を問う質問と比べて、患者の心理的負担が少ないのが特徴です。今後、本手法の臨床現場での更なる妥当性の検証を踏まえて、認知症患者の多い香川県にて、芳香を用いた認知症の判定が可能になればと、鈴木教授らの研究チームは話しています。

学会名:ライフサポート学会
表彰分類:論文賞(H29年度投稿論文最優秀論文)
著者:小林宙、鈴木桂輔、唐木將行、田中素美
論文名:芳香を用いた認知症のスクリーニング方法ー第二報ー


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