平成20年度
材料創造工学専攻 2年 瀬尾 英志
インターンシップ期間:5ヶ月
インターンシップ受入れ協定校:ボン=ライン=ズィーク大学(ドイツ)
インターンシップ先:Zenergy Power GmbH
私は、ドイツのボンに本社と工場があるZenergy Power GmbHで、インターンシップを約5ヶ月間行いました。Zenergy Powerは、従業員が70名程度の会社で、事業分野としては、超伝導薄膜や超伝導コイルの作製、超伝導コイルを用いた水力発電機?誘導加熱装置の販売などを行っています。私は、この会社で超伝導薄膜の成膜に関する実験?分析を行いました。
私の国際インターンシップにおける目的は、2点ありました。1つは、新たな視野を得ることで、もう1つは、日本と外国の企業の違いを知ることでした。
国際インターシップを通して、日本にはないドイツ人の言動や価値観を知ることが出来ました。これは、ドイツで、ドイツ人と触れ合わなければ得られなかったことだと思います。例えば、以下の3つのことです。
◆ 日々の生活を楽しんでいること
◆ 自分の意見をしっかりとアウトプットすること
◆ 困っている人の手助けができること
◆ 自分の意見をしっかりとアウトプットすること
◆ 困っている人の手助けができること
そのなかでも、障害がある人の階段の上り下りを自然に手伝っている場面をよく見かけました。このような場面を見かける度に、何気ない思いやりを即行動に移すことを、私たち日本人も見習うべきだと思いました。
日本と外国の企業の違いにおいては、ドイツの会社は雰囲気がゆったりとしており、従業員同士の人間関係も良好であり、従業員が仕事を楽しく行っていました。仕事は厳格に行うものというイメージを持つ私にとって、仕事を楽しむという感覚はとても新鮮でした。
さらに、日本の企業とドイツの企業との雇用システムの違いに驚きました。ドイツの企業で働いている人々は、正社員、アルバイトの人に加え、見習いの人々や、学校で理論を勉強しながら企業で実習?仕事を行っている人がいました。様々な立場の人々が企業で働いており、仕事を分担することで一人一人の負担が減り、とても効率的に仕事が行われていました。
さらに、日本の企業とドイツの企業との雇用システムの違いに驚きました。ドイツの企業で働いている人々は、正社員、アルバイトの人に加え、見習いの人々や、学校で理論を勉強しながら企業で実習?仕事を行っている人がいました。様々な立場の人々が企業で働いており、仕事を分担することで一人一人の負担が減り、とても効率的に仕事が行われていました。
さらに、外国で生活することにより、日本のことを深く知ることができました。これは、外国人から日本についての感想を聞かれたり、日本の文化について質問されることで日本のことについて再考したためです。私は、国際インターンシップに参加することで、人としての幅が広くなったと思います。この経験で得たことを、これからの日々に生かしたいと考えています。
▲ボン大学
▲山からのボン眺望
▲ケルン大聖堂
▲ボン中央にある教会